無駄な有酸素運動は避ける
せっかく、有酸素運動を行なってるのに無駄になっている可能性があります。
それは有酸素運動と【心拍数】と深いかかわりがあるからです。
【心拍数】とは一定の時間や期間内で心臓が拍動する回数を言います。
この心拍数が高ければ高いほど強度の強い運動となり【無酸素運動】となってしまいます。
また、低すぎても有酸素運動としての効果は低いとされています。
ではどのくらいの強度で行なえばよいのでしょうか。
良く言われるのが最大心拍数の60%~80%で行なう運動が良いとされています。
最大心拍数の求め方=210-年齢
(例)210-31=169
上記の場合、最大心拍数の60%~80%とは
101~135となります。
そして、運動中に心拍数を管理する方法は2つ
これは手軽に管理することが出来てお勧めです。
特に、有酸素運動がしたことない人ほど良いと思います。
スポーツジムなどのルームランナーには当たり前についているのでスポーツジムに行かれる方は不要かも知れません。
手首に指を置き、脈から1分間の心拍数を測定します。
10秒間の脈数を6倍したものがだいたい現在の心拍数となります。
(例)10秒間の心拍回数20回×6=120
ここで、ひとつ注意したいことがあります。
それは運動強度の強さによって心拍数を管理するのですが、最初のうちは難しいかもしれません。
たとえばウォーキングだとどのくらいのスピードで行なったら60%~80%になるのかとか…。
その問題については最初は目標の心拍数にたどり着けないとしても徐々に体が慣れ、強度をあげる
(歩く速度を上げたり腕を振るスピードを上げる等)事が出来るようになります。
慌てず、少しずつで良いので目標の心拍数に近づければいいので無理に上げようとしないでください。
あまり意識しすぎると出来ないことにより挫折することになります(TT)
それと、水分補給はこまめにとるべきです。
せっかく血液の流れがよくなり、酸素を取り込みエネルギーを効率よく使おうとしても血液が水分不足になり
ドロドロな状態になってしまい、上手く酸素などが全身に回らず、返って体が危険な状態になります。
水分の補給はのどが渇く前が良いといわれていますが、実際いつ飲んでいいか分かりません。
慣れないうちは、10分に一回必ず水を軽く二口くらい飲むようにしてみてください。
私もいつ、どのくらい水分補給を行なわないといけないのか分からなかったのですが、
区切りよく10分として上手く体の感覚を自分でつかむことにより、
徐々にどのくらいとれば良いのか習慣的に覚えていきます。
もちろん、10分前であってものどの渇きがあった場合、体がシグナルを出しているので
水分補給してくださいね。
それともうひとつ。有酸素を行なう前に柔軟体操をしましょう。
これは私がジムのトレーナーに指摘されたことですが怪我防止になりますし、筋肉をほぐしてあげることにより
筋肉を効率よく使い効率の良いエネルギー消費につながるからです。
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